海外のゆるい規制で匿名性の高い仮想通貨を通じて、300億円が資金洗浄!?

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こんにちは、シュンです。

指定暴力団が仮想通貨を通じて、犯罪収益のマネーロンダリング(資金洗浄)を進めているようです。

●「指定暴力団」調べてみました。

暴力団には法律に基づいて指定を受けている組織とそうではない組織があります。
単に暴力団といえば、暴力や暴力的脅迫により資金稼ぎなど自己の目的を達成しようとする団体と位置付けることができますが、その中でも「暴力団対策法」により指定を受けた暴力団を「指定暴力団」といいます。

暴力団対策法では、みかじめ料や用心棒代の請求などを行った指定暴力団員等に対して、行政的な措置により規制ができることになっていますが、その規制がかかる暴力団が「指定暴力団」に該当するのです。

●犯罪収益のマネーロンダリング(資金洗浄)調べてみました。

(しきんせんじょう)とは、犯罪によって得られた収益金の出所などを隠蔽してあたかも正当な手段で得た資金と見せかけることで、一般市場で使っても身元がばれないようにする行為です。

 

中国人男性の仲介役が証言したようです。
16年春以降に洗浄した金額は、およそ300億円。
毎日新聞が14日に伝えています。

毎日新聞によりますと、16年春以降、東京拠点の指定暴力団が、違法薬物取引や振り込め詐欺などで得た犯罪収益を、海外を含む複数の仮想通貨取引所を経由して資金を洗浄した疑いがあると伝えています。

手口とは。
中国人仲介役の指示により、日本人を中心とする複数の実行班が、まずは日本の取引所で、資金をビットコインやイーサリアムに交換します。
次に、本人確認なしで口座を開設できるロシアの取引所ヨビット(Yobit)や英国のヒットビーティーシー(HitBTC)など5〜6カ所の取引所の口座に仮想通貨を分散して送金します。
そこで匿名性の高いジーキャッシュ、モネロ、ダッシュに交換した後、複数の取引所の口座間で移動を十数回繰り返し、追跡を困難にした上で、現地の協力者が現地通貨に現金化。

●ジーキャッシュ(Zcash)
Zcashはシールドトランザクションとゼロ知識証明を活用することで高い匿名性を実現しています。
ビットコインでは、取引台帳であるブロックチェーンを活用すれば「どのアドレスから、どのアドレスにいくら送金したのかという情報」が第三者に公開されていますが、Zcashでは、「どのアドレスからどのアドレスにいくら送金した」という情報が、第三者に隠されています。

●モネロ(Monero)
匿名性が高い仮想通貨で、『誰(どのアドレス)が、いくらの送金や決済を行ったのか』がわかりません。
ビットコインでは、アドレスから個人を特定することはできませんが、どのアドレスがいくら支払ったのか、いくらビットコインを受け取ったのかなどの情報が第三者に知られてしまいます。
モネロでは「CryptoNight」という匿名性に特化したアルゴリズムを採用し、「リング署名」「ステルスアドレス」を活用することで、取引履歴からをアドレスを特定することが非常に困難となっています。

●ダッシュ(dash)
プライベートセンドを活用することで、いくら送金したのかなどの情報はわかる一方で、「どのアドレスに送金したのか」「どのアドレスから送金されたのか」という情報が第三者にはわからなくなっています。
ビットコインより匿名性や承認時間に優れているといわれる仮想通貨。
ユーザーのプライバシー(匿名性)の強化と迅速な取引を実現するために開発された仮想通貨。

 

日本で匿名通貨3種(ジーキャッシュ、モネロ、ダッシュ)を扱っているのは、今年1月26日にハッキングされ、巨額のネムが流出したコインチェックのみです。
コインチェックを買収したマネックスグループは今後、匿名通貨の取り扱いをやめる方針を示しています。

厳しい措置により安全で住みよい社会が持続することを切に願います。