ビッサムへの攻撃直後にビットコインの価格は下落したものの、現在は下落前の水準を回復、そのワケ。

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こんにちは、シュンです。

ライトコイン創設者チャーリー・リー氏がその理由を語る

ライトコイン創設者チャーリー・リー氏が20日、韓国の仮想通貨取引所ビッサムへのハッキング攻撃は「ビットコインのファンダメンタルズ(活動状況を示す基礎的な要因)を変えるには至らない」とCNBCとのインタビューの中で述べました。

チャーリー・リー(Charlie Lee)氏とは

元Googleのエンジニアでライトコインの創設者です。

2017年6月までアメリカにある取引所「coinbese」に勤めていた経験があります。

学生時代はマサチューセッツ工科大学で学士号、修士号を取っています。

Twitterではドラゴンボールやマリオカートのことをつぶやくので日本のアニメやゲームが好きなことがよくわかります。

中国の大手仮想通貨取引所であるBTCチャイナCEOボビー・リー氏の弟でもあります。

ライトコイン(Litecoin)とは

2011年にチャーリー・リー氏が、Bitcoin(ビットコイン)を改良するかたちで開発した仮想通貨です。

そのため、ライトコインはビットコインに似ており、欠点を補っているのが特徴です。

開発者は、「ビットコインが金だとすれば、ライトコインは銀。

ビットコインよりも多く存在して掘り出しやすいもの。」と定義しています。

ビットコインの発行枚数の上限が2,100万枚ですが、ライトコインの上限は4倍の8,400万枚です。

この差は、承認時間の違いからきています。

ビットコインのマイニングは、金のごとく難易度が高いと言われていますが、ライトコインは比較的マイニングしやすいと言われています。

「Segwit:セグウィット」(取引のサイズ圧縮)を備えているという特徴から、データを圧縮することで承認速度を上げています。

ビットコインの承認時間は1回につき10分かかりますが、ライトコインは2分半とかなり速く、4分の1に短縮されています。

そのため、ビットコインに比べて貨幣価値を崩さないよう、上限枚数を4倍にして調整を計っているのです。

このような取引速度の向上は、ライトコインの大きなメリットと言えるでしょう。

ビットコインの価格は、ビッサムへの攻撃直後に数パーセント下落したものの、現在は下落前の水準を回復しています。

リー氏によれば、ハッキング攻撃のニュースに対して恐怖心を抱いた相場というのは得てして下落で反応するし、それは「いつものこと」だといいます。

ただリー氏は、銀行強盗が金の価格に影響を与えないのと同じように、ハッキング攻撃がビットコインのファンダメンタルズに影響を与えるものではないと主張しました。

「もし取引所がコインをしっかり守らずにハッキング攻撃を受けたとしても、彼らが守っているそのコインのファンダメンタルズが変わるわけではない」

リー氏は、仮想通貨の取引所は現在、顧客の資産を守る方法を検討しているところで、改善された部分もあるが「まだ時間がかかる」とみています。

またリー氏は、「個人がビットコインで資金繰りをするというパラダイムシフト(当たり前の常識や前提が大きく変わること)」が起きているとしていて、自分自身のコインを守ることに人々は慣れなければならないと強調しています。

それでも「これまでの資金繰りの方法よりはるかに良い」と付け加えました。

ビットコインの価格は今年に入って60〜70%ほど下落しているものの、リー氏はビットコインはいまだに「健闘している」とし、ビットコインのネットワークは過去2、3年の間にかなり強化されたと語りました。

また「現在のビットコインの価格は、本来のポテンシャル(潜在能力)からかけ離れているようだ」と述べ、ビットコイン価格は回復して「すぐに上昇する」と予想しました。

ただ現在の弱気相場がどのくらい長く続くかは不明で「3~4年かかるかもしれないし、1日かもしれない」とも話しました。