テゾス財団が、テゾスプロジェクトのターニングポイントとされるベータネットワークを立ち上げ

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こんにちは、シュンです。

テゾスネットワークは事実上プロジェクトを開始

テゾス(Tezos)財団が、テゾスプロジェクトのターニングポイントとされるベータネットワークを立ち上げました。

6月30日の公式声明で明らかになりました。

テゾスの特徴は

スマートコントラクト(あらゆる契約行動をプログラム化し、自動的に実行しようとするもの)と分散アプリケーション(ブロックチェーンを用いた非中央集権的なアプリケーション)のための新しいプラットフォームです。

ビットコインの弱点を克服するために開発されており、コンセプトとしては参加者に直接ネットワークを管理する権限を与える、という事を目指しています。

ビットコインはスケーラビリティ問題などが原因で何度かハードフォークを行っていますが、テゾスではそういった分裂リスクを避けるために、ネットワークとトランザクション(取引)、コンセンサス(承認)の3つのプロトコル(約束事)を独立させることで、新旧のシステムに互換性を持たせられるようにしています。

承認アルゴリズム(計算方法)にはProof of Stakeを採用することで、PoWが抱えるコスト問題にも対応しています。

その代わりに、マイニングは行われません。

また、中央集権化を避けるために、ブロックチェーンの分散性を維持しながら公正なプロトコルの修正を行うようになっています。

ビットコインのスケーラビリティ問題とは

ビットコインのいくつかの取引をまとめたもの(ブロック)のサイズが全体の能力や成果に影響する問題になって、1ブロックに書き込めるトランザクション(取引)の数が限られ、データ処理速度が遅くなるので、送金に時間がかかってしまうという問題です。

ハードフォークとは

技術改善・仕様変更のためにハードフォークはあります。

「今までのルールを変更」する方法のことを言います。

「このブロック以降から変更しよう」という方法です。

旧ブロックと新ブロックの互換性はなくなります。(互換性がない:これ、そっちでは使えないよ)

旧ブロックはそのままにして、新しいブロックから生まれ変わります。

しかし、旧ブロックは取り残されたままで使えちゃうので・・・

「2個できちゃった」という状態になります。

本来は、仕様を変更するために行い、その結果2つに分裂するのがハードフォークです。

Proof of Stake PoS(プルーフ・オブ・ステーク)

PoW(Proof of Work プルーフ・オブ・ワーク)では非常に多くの計算量が必要となり、結果として電気代が多くなり、51%攻撃に対する脆弱性があることがわかりました。

こうした問題に対応するために、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)が発明されました。

発行済みの全コイン数量に対する保有コインによって発言力がかわるという仕組みです。

計算能力は必要ないので、電気代の問題は解決されました。

テゾスの声明によると、テゾスはいわゆる「ベータネット」のジェネシス(起源)ブロックを提案しており、また同ネットワーク上で取引を処理することができるといいます。

さらにテゾスは、(約3週間以内に完了するとテゾスが推定する)最初の7サイクルの後、ユーザーはブロックの承認(「ベーキング(ビットコインのマイニングのようなこと)」)を開始することができると述べました。

発表では、コミニティのメンバーはブロックが約2万9000個にならないと、「ベーキング」を開始できないと付け加えられました。

テゾスは声明の中で、コミュニティのメンバーに対し、ベータネットに接続する際、自身のトークンの安全を確保するために予防措置を講じるよう促しています。

テゾスはさらに、「tezzies」と呼ばれるトークン(XTZ)が失われたり盗まれた場合、テゾスができることは何もないと警告しています。

テゾスのウェブサイトによると、今後のより広範なメインネットワークの立ち上げに向けて、今回のベータネットが立ち上げられたといいます。

テゾスは昨年7月のイニシャル・コイン・オファリング(ICO)で2億3200万ドル(約257億円)という巨額資金を調達しましたが、それ以来、米証券取引委員会(SEC)の規則の順守の問題を巡って、厳しい調査の対象となり、複数の訴訟も起こされています。

訴訟は、テゾスのトークンが米国の法律の下で証券に当たるため、米国の投資家に合法的に販売されるには証券取引委員会に登録される必要があったと主張しています。

テゾスのプラットフォームは、ICOの後、投資家へのトークンの配布が遅れたことに対する批判も受けてきました。

トークンの販売後、テゾスの知的財産権を所有する共同創設者のアーサー・ブレイトマン氏とキャスリーン・ブレイトマン氏の2者と、調達した資金を管理していたテゾス財団のヨハン・ジュベール代表の間で内紛が起こり、プラットフォームの立ち上げが遅れることになりました。

米国規制当局は、テゾス共同設立者のアーサー・ブレイトマン氏に対し、2万ドルの罰金

4月、テゾス共同設立者のアーサー・ブレイトマン氏は米国の規制当局により2万ドルの罰金が科せられ、2020年まで証券会社の仕事に携わることを禁じられました。

そのような処分が科されたのは、ブレイトマン氏がモルガン・スタンレーで働いていた際、テゾス関連の「社外のビジネス活動」をウォール街の金融取引業規制機構(FINRA)に開示していなかったためです。